酒都西条で開かれる市を代表するまつり
JR西条駅南側一帯には、数多くの蔵元が立ち並ぶ「西条酒蔵通り」があります。 酒蔵通りとその周辺で、毎年10月に開催されるのが「酒まつり」。2日間で述べ約20万人以上が訪れる東広島市を代表するまつりです。
お酒をシンボルにしたまつりで、全国各地の日本酒約1000銘柄が集まる「酒ひろば」では飲み比べを楽しむ人たちでにぎわい、酒蔵では限定酒の販売や試飲、酒蔵コンサートなどが行われます。
酒蔵の軒先に掲げる「酒林(さかばやし)」(杉玉)を御輿に仕立てた大酒林神輿行列御輿や、女性のみで担ぐ姫神輿がまちを練り歩き、まつりは盛り上がります。
まつりを楽しむのは大人だけではありません。子どもが楽しめるイベント会場も設けられ、多くの親子連れもまつりに繰り出します。また、小中学生による郷土を表す総合表現の発表や、子どもと外国人が踊ったり和楽器を鳴らしたりする「酒みだればやし」などもあり、たくさんの子どもがまつりに参加し、思い出をつくっています。
酒まつりは、1970年に地域の活性化を願って開かれていた「みんなの祭り」が前身。1990年に当時の商工会議所が中心となってお酒をシンボル化し、酒まつりへと発展させました。
毎年、市外、県外から多くの観光客が集まる酒まつり。老若男女が楽しめるまつりとして、地元の人にも愛されています。
基本情報
開催日時 | 10月上旬 |
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開催場所 | JR山陽本線西条駅周辺 |
電話番号 | 082-420-0330(酒まつり実行委員会) |
アクセス | JR山陽本線西条駅から徒歩すぐ |
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