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【東広島寺院探訪】西条中央「青谷山 慶徳寺」を行く

 

 コンビニエンスストアの数より多いと言われている寺院。古きを知ることは、今の生活にゆとりを与えてくれると信じ、ぶらり東広島の寺院を探訪する「東広島寺院探訪」。この空間があなたの力になるかもしれない。


 

 今回の「東広島寺院探訪」は、東広島市西条中央3丁目の「青谷山慶徳寺」(武田清澄住職)を紹介。JR西条駅から車で5分、東広島市の中心部に位置し、緑豊かな小高い場所にあり、市街地が一望できる。

 

中まで車を乗り入れることができる広い境内

 

 境内には、約220年前に建造された本堂、六角堂、納骨堂、鐘撞堂があり、中心部にありながら、日ごろの喧騒を忘れて心が落ち着く。

 

六角堂

聖徳太子の像とお経が納められた六角堂

 

大慈堂

バリアフリーになっていて、ゆったりと快適にいつでもお参りできる納骨堂(大慈堂)

 

 平成8年、境内の銅鐘が東広島市の重要有形文化財に指定された。

 

 銅鐘は安芸国を代表する鋳物師(いもじ)、植木六郎兵衛藤原直増によって天和3年(1683)に作られた。高さ105㌢、直径65㌢で全体的に均衡がよくとれている。この鐘の特色は、中国の古典を題材に、龍に乗った仙人と、仙人を出迎える3人の女性の姿が彫られている。中国古典を題材にしたのは珍しい、という。

 

― 戦時供出から53年ぶりに帰郷

 

平成8年に東広島市の重要有形文化財に指定された銅鐘

 第2次大戦中の昭和17年(1942)に軍事兵器を作る原料として金属供出されて以降、その所在が不明になっていた。ところが平成6年(1994)、京都府のお寺にあることが分かり、翌年、慶徳寺に53年ぶりに戻ってきた。

 

 武田住職は「多くの方が戦地で亡くなっているのに、鐘が無事に戻ったからといって、素直には喜べない。しかし、この鐘を見るたびに、戦後75年に平和の大切さをかみしめて、平和を守り続けていく気持ちを持つことが大切。拝観希望の場合は、前もってご連絡ください」と話している。

 

 

 

 

 

 

 

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