東広島ブランド地鶏開発振興協議会と広島大学が共同開発「東広島こい地鶏」
2018年4月から3年間、東広島ブランド地鶏開発振興協議会(鈴木嘉一郎会長)と広島大学が共同で開発していたブランド地鶏の成果報告会と名称・ロゴの発表が3月17日、東広島芸術文化ホールくららサロンホール(西条栄町)で行われた。
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これまで東広島ブランド地鶏(仮称)と呼んでいた地鶏は「東広島こい地鶏」の名称に決定。東広島市には東広島を名乗るブランド産品はなく、東広島こい地鶏が、東広島の名を付けた代表的なブランド産品となることを目指している、という。
「こい」には、うま味が「濃い」、「恋」しくなる味、東広島に食べに「来い」、東広島こい地鶏は赤い羽毛を持っていることからカープの「鯉」―の4つの意味がある。特にカープのように広島を代表する存在となり、地鶏として愛されるようにという思いを込めている。
ロゴは鶏のモチーフを平仮名の「こ」と「い」で囲むようなデザイン。
報告会では、東広島こい地鶏の肉質の評価やおいしさなどを発表。東広島こい地鶏は、最上の肉質をコンセプトとする新しい鶏「広大鶏」のオスと「ロードアイランドレッド」のメスを交配させ、他の有名ブランド地鶏と比較しても、不飽和脂肪酸であるオレイン酸、リノール酸が豊富に含まれており、健康的かつおいしい点が魅力だという。
今後は、5年以内に3万羽の生産体制を目指し、2022年1月を目途に、東広島市内の飲食店を中心に販路を拡大する。
(徳保)
🔍「東広島こい地鶏」を食べてみた!
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