観光交流の拠点施設 酒蔵通りのくぐり門

観光交流の拠点施設　酒蔵通りのくぐり門

酒蔵通りにある「くぐり門」の改修工事が終わり、東広島市観光協会は１２月１日、完成式を行った。蔵田義雄市長をはじめ、建物譲渡者、地権者、近隣区長など約４０人が出席した。
　式では、同市観光協会の石井泰行会長が「この地を訪れる皆さんの観光拠点が完成したので、これからも応援していただきたい」とあいさつ。蔵田市長は「観光客がくつろぐ憩いの場として、大いに活用してもらえるよう本市の観光振興に頑張ってまいりたい」と祝辞を述べた。
　同市西条本町の「くぐり門」は、老朽化のため取り壊し寸前だったものを「酒蔵通りの活性化や観光拠点として残す必要性がある」との判断で、平成２２年１２月に同観光協会が所有者から建物の寄贈を受けた。
　翌年３月に市からの補助が決定し、７月に改修工事を開始。
　今後、酒蔵地区・酒蔵通りを訪れる人たちへのホスピタリテイーの場・観光交流の拠点施設として、観光情報発信、休憩所、特産品販売所、トイレ、会議室・イベント会場を提供していく。
　この日は西棟のみがプレオープン。早い時期に喫茶・軽食、特産品販売に着手し、来年春のグランドオープンを目指す。（門本）

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